今日のお天気

assembled by まめわざ

TOP  > 茂ちゃん日記 > 2011年9月

茂ちゃん日記

納期間直

2011.09.29

昨日はガス窯本焼きの窯だしをしましたが一部の作品が良く有りませんでした。
切れや傷はありませんが、色合いが良くありません、仕方なく廃棄処分にしました。
昼前には灯油窯で還元本焼きを開始しました。
小窯ですので今日の夕方には作品を窯だし出来ました。
この小窯の本焼きでは失敗も無く、ご注文頂いていた商品の不足分を焼き上げて納期の土曜日に間に合わす事が出来ました。
P9280001.JPGP9290002.JPG
 






粉砕中の失敗作!














ご近所さんから頂いた木灰です。
これから水簸、乾燥後に釉薬原料として使用します。

 

 

しまね陶窯展は明日が最終日

2011.09.26

22日から妻が展示会出張で松江泊りのため主婦業兼務となり忙しい日々です。
一昨日は灯油窯で本焼き、昨日はガス窯で本焼きをしました。
ロクロではビアカップ作りをし、今日は仕上げ後に化粧掛けをして天日乾燥しました。
空気が乾燥している上に風も強い一日でしたので夕方にはほぼ乾燥し白くなっていました。明日は素焼きを、そして夕方からは松江市の一畑百貨店で開催中の「しまね陶窯展」が最終日ですのでその片付けに向かいます。
P9260001.JPGP9260002.JPGP9260003.JPG

 


 

 




天日乾燥中のビアカップです。
















灯油窯から出した六寸鉢と般若です。
良い色合いがでました。
(般若は石見のええもん市会員さんの手作りなんですよー)












昨日本焼きしたガス窯の午後5時の窯内温度です、温度計に誤差がありますので
まだ200度以上は有ると思います。
 

しまね陶窯展

2011.09.21

昨日は午前9時前に学校に行き先生と一緒に本焼きの火入れをしました。
火入れ後すぐに帰宅し我が家の灯油窯も火入れをしました。
その後は学校と我が家を往復しながら窯の調整をし午後4時半と5時に終了しました。
今日は明日から始まる「しまね陶窯展」の搬入で松江市の一畑百貨店へ出掛けました。
台風15号の影響で悪天候の道中でしたが無事に搬入を終え夕方には帰宅しました。
明日から27日最終日まで妻が会場で販売に当たります。
今回は県内33窯が出店し「みんなにやさしい器プロジェクト」作品の展示もしておりますので多くのお客様のご来店お待ちしております。

釉掛け

2011.09.19

昨夜の強い風雨で、大根の種から出たばかりの芽が倒れていると
妻が嘆いています。
倒れた芽は起こしてやらないとダメみたいですね。

昨日素焼きをした灯油窯の窯出しをして、釉掛け作業です。
水かめに保存している釉薬も、自然に釉中の水分が蒸発して比重が高くなっていますので、釉毎に水を加えながら比重計を用い調整し釉掛けの準備をします。
釉薬の厚みが違えば、色合い等焼き上がりの雰囲気が変わりますので正確に測ります。

P9190001.JPG










釉掛け済みの急須です。黒っぽい色ですが焼成後は白色です。
 

学校へ

2011.09.17

学校へ陶器作りのお手伝いに出掛けました。
今日は、今学期より全員で作り始めた飯碗の釉掛け作業です。DSCN7231(変換後).jpg
前回の素焼き窯の窯出しで作業開始です、素焼きの作品を全員で教室まで運び、
各自が作品のバリ取りし、その後は器面への模様付け、高台ろう塗り、釉掛け、
高台の釉薬拭き取り作業を分担して進めて行きました。
2時間ある作業時間の最後に全員で作品を窯詰みし終了しました。
DSCN7232(変換後).jpg
 


 

 

校外授業で

2011.09.16

昨日書きましたが、今日は校外授業で市内の青陵中学校の生徒さんが訪ねて来られました。
始めは少し緊張気味に質問されていましたが、時間とともに笑顔も見え1時間少々の授業を楽しく終えました。
帰り際に生徒さんから「陶器に対して興味が湧いて来ました」と嬉しい言葉を聞く事が出来て、こちらこそ感謝です。
今後調べた事をまとめ「窯元マップ」の作成をされるそうですから、出来上がりを楽しみにしております。
その後、夕方にはいつもの学校へ明日実施する釉掛け作業の準備に出掛けて来ました。
P9160004.JPG
 










校外授業中
 

第43回しまねの陶窯展

2011.09.15

「第43回しまねの陶窯展」が9月22~27日の開期で松江市の一畑百貨店で開催されます。
当窯も毎年の事ですが出店いたします。
その開催日迄にガス窯の本焼きをしたくて慌ただしい毎日です。
今日はその一で灯油小窯で素焼きをしながら七寸鉢、七寸皿を水挽きしました
明日は午前中に地元江津市の青陵中学校の生徒さんが校外学習で訪ねて来られる予定で、
午後はいつも陶器作りのお手伝いに行く学校へ土曜日の授業の準備に出掛けます。
この状況では開催日前の本焼きは難しいかもしれませんが、子供さん達に地場産業の窯業に興味を持って頂いたのですから、少しでも授業のお役に立てれば嬉しいですね。
石見の窯元も最盛期の大正時代には良質な粘土を産出する浜田、江津地区で100窯(瓦製造含む)以上有ったようですが、現在は石見地域すべてを含めても、当窯も以前加入していた石見陶器工業協同組合が8窯(瓦製造含まず)と組合不参加の十数窯(瓦製造含まず)が活動している状況です。
全国的に知名度の低い石見焼は、昭和30年代に「はんど(水かめ)」の需要が無くなって以降は試行錯誤しながも産地の個性を見いだせ無い中、後継者不足等も有りまだまだ厳しい状況が続きそうです。




石見のええもん市 出店

2011.09.12

10日、11日にジュンテンドー沼田店で開催の「石見のええもん市」に出店しました。
開催前には曇り空の天気予報が、とんでもなく暑い二日間となりました。
その暑い中を多くの皆様にご来場いただきありがとうございました。
また、今回は諸事情で突然の出店取り止めのお店も有り、お客様にはお目当ての商品が無い等ご迷惑をお掛けいたしました事お詫び申し上げます。
そんな中今回初めて「益田地区広域市町村圏事務組合」さんが参加され"日本一の清流"高津川を写真等で紹介されました。
写真からきれいな川の雰囲気が十分に伝わって来ました。
また「清流高津川フォトコンテスト」のPRも併せあり最優秀賞金はなんと20万円!
応募締め切りは2012年 1月13日(金)必着です。
興味のある方は電話0855-31-0226
益田地区広域市町村圏事務組合 企画振興課内 「清流高津川フォトコンテスト実行委員会事務局」さんへお問い合わせ下さい。
P9110003.JPG










いつも日本海の魚は大人気です。




     DSCN7226(変換後).jpg                                                                 


 

 

 

午後9時頃に我が家から撮影した月です。肉眼でははっきりと見えますが写真ではぼやけてしまいます… トホホ。

 

みんなにやさしい器づくりプロジェクト

2011.09.05

きょうは島根県陶器振興会主催「みんなにやさしい器づくりプロジェクト」の研修会が県民会館で開かれ参加しました。
今回は昨年からの研修を経て、各窯元が試作品を持ち寄り関係機関の皆様に改善点等のご意見を頂く機会としての開催となり、16窯の皆さんが試作品を持ち寄られました。
県を始め関係機関から7名の方にお越し頂き、いろいろとご意見を頂く事が出来有意義な研修会でした。
今後改善した作品を含め試作品は今月の22日から松江市の一畑百貨店で開催される「しまね陶窯展」で発表する事になっております。
多くの方に「しまね陶窯展」の会場で見て頂ければ窯元の皆さんも励みになりますので
皆様のご来場お待ちしております。
画像は研修会会場です。
DSCN7222(変換後).jpgDSCN7223(変換後).jpgDSCN7224(変換後).jpg

 


 

 

 

学校へ

2011.09.03

今日は陶器作りのお手伝いをしている学校へ素焼きに出掛けました。
昨日から台風12号の影響でこの石見地方も雨と風が強まり心配をしておりましたが、
今朝には共に弱まり学校の窯も無事に火入れをしました。
1時間毎に学校に出向き、担当教諭の方にも油量と風量の調整方法を伝えながらの作業を続け午後2時に素焼きを終えました。
6月の事ですが、この学校で陶芸をしている生徒さんと教師の方が我が家に見学に見えました。その時にロクロ実演も見て頂きましたが、その実演を先生が撮影され、今日その写真をいただきましたので、早速日記で使わせて頂きます。
画像023(変換後).jpg画像024(変換後).jpg
画像025(変換後).jpgのサムネール画像最初に、しの土(紐状の粘土)を、敷き土(底の部分になる土)に積み上げます。


























































粘土の厚みを均一にしながら上に延ばして行きます。









 

画像026(変換後).jpg








厚みが均一になれば
少しづつ胴を膨らませて行きます。











画像027(変換後).jpg
























完成です。